トークントレーダー

  • 概要

    昨今では、独自の仮想通貨をはじめ様々なトークンが誕生しており、それに伴ってトークンの交換・売買など、トークンのトレードを行う取引所のニーズも拡大しております。従来の中央集権的な第三者機関が運営する取引所でトレードを行う場合、トレーダーは取引所内に専用の口座を開設してトークンを移動させ、取引所がトレーダー間のトレード(トークンの交換)を行う必要があります。

    「トークントレーダー」は、第三者機関の口座にトークンを移動させることなく、様々なトークンをトレードできる取引所を構築可能なシステムです。本システムに基づいて構築された取引所では、ブロックチェーン上にあるトレーダーの口座間で直接トレードが行われるため、手数料などの取引コストが削減できるほか、トレーダーは口座開設やトークンの移動を行う必要なく、口座情報を取引所に渡すだけでトレード可能となります。

    なお、ブロックチェーン上のトレーダーの口座は、トレーダー自身が保有する固有の鍵によって管理されているため、取引所の不正アクセスによって口座内の資産が盗まれてしまうといった事態も防ぐことができます。

  • 公開

  • 全体構成

    取引所の取引フローは以下のようになります。

    SWAPトレード全体像

  • 「SWAP」について

    本システムは、イーサリアムの分散型トレードプロトコル「SWAP」のホワイトペーパー(※4)を参考に開発しています。

    このホワイトペーパーでは、完全なP2P下でのトレード方式を提言していますが、「トークントレーダー」では、トレードの際にIndexerを挟む方式を採用しました。

    完全なP2Pにせず、あえて取引所がトレードの成否確認を行える仕組みにすることで、売主の信頼性の担保や、「板情報」の更新などを取引所が的確に行うことができます。

  • ERC20の拡張

    本システムでは、イーサリアムが提唱しているトークンの標準仕様「ERC20」に準拠しています。そのため、「ERC20」に基づいて発行されたトークンは全て、本システムで構築した取引所で取り扱い可能です。

  • 本サービスが解消しているブロックチェーンの課題

    1. トレーダーや取引所も仮想通貨(Ether)の保持が不要(代払い)

      ブロックチェーンでは、トレード処理をブロックチェーン上に記録する度に、仮想通貨による費用の支払いが求められます。しかし、トレーダーや取引所が仮想通貨を常時保有し、管理することはまだ一般的とは言えません。

      本システムでは、ブロックチェーンへの記録にかかる費用をサービス提供者が日本円等でまとめて代払いできる機能を用意しているため、トレーダーや取引所の運営者(Indexer)は、仮想通貨で都度支払いをする必要なく、トレードシステムを利用することができます。

  • 関連ドキュメント

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